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ドキュメンタリー映画『マリリン・モンロー 私の愛し方』と川奈ホテル

  • 執筆者の写真: Kameda Risa
    Kameda Risa
  • 7月4日
  • 読了時間: 5分

5月末に公開したドキュメンタリー映画『マリリン・モンロー 私の愛し方』



その公開前に、実は先行上映イベントへ行ってました。


ずいぶん時間が経ってしまった…

ずっと書きたくて書くタイミングが…。


映画は劇場へも観に行きました。

Tシャツも買った。笑)





先行上映の場所は、静岡県の【川奈ホテル】。

マリリンがジョー・ディマジオとの新婚旅行で帝国ホテルの後に訪れたホテル。


ファンからした、こんなの憧れでしかない聖地巡礼地…!

クラシカルで歴史ある高級ホテルは、なかなか簡単に泊まれるところじゃないもの…!ハードル)

これを機に、行ってこれちゃったよ。震)




由緒ある…そんな雰囲気抜群すぎた。

ドレスコードもあって白目剥きかけたよ←




イベントよ予約は、最初は宿泊者の方優先で先行で予約が始まって。

次の日から、一般受付。

埋まってしまったらもう取れなかった。

ので、

イチかバチかの勝負。



なんてこっただったわ


予約が取れたのだから。歓喜)


イベント開始時間は11時。


朝5時起きにて、いざ川奈ホテルへ。



上映前に、ホテルに長年お勤めの(元?)ベテラン支配人の方からホテル内ツアー。







天井から床までホテルの細かなデザインについて教えてくださり、その中にはモンローが泊まったとされる部屋の案内も。


実は色々あって、どの部屋に宿泊したかの記帳が消えてしまったと。

ただ、考えられるとしたらこの部屋しかない、といって見せていただいた。



オーシャンビューだけでなく、プールも見渡せる、静かで素敵すぎる景色だった。


もちろん部屋の改装は入っているものの、

なんと川奈ホテル、一度も大掛かりな改装工事はしたこと無いとのこと。爆)


地震にも耐え、ロビーのガラスにいたっては張り替えたことすらないとか。。

それほど頑丈に作られたのだと言う。

すごすぎる。



一通り案内をしていただけるだけでも贅沢なのに、このイベントには更に


オムライスが提供された。




宿泊中、夜中にお腹が減って夜食を頼んだモンロー。

しかしその時コック達は既に出払っていて、たまたま居合わせた若い(見習い?)コックさんが、有り合わせで作ったのがオムライスだったという。


そのオムライスを気に入ったモンローは、次の日にも注文もしたのだとか。

そんな逸話のあるオムライス。


当時作られたコックさんがご存命で、レシピの当時のまま。


ハーフサイズでいただいたけれど、それでも満足度が天井突破のボリュームだった。


本来オムライスはホテルに似つかわしくない、とのことで、実はメニューにないもの。

しばらく先もメニュー化はしていなかったけれど、この話を機に、定番化したみたい。


なんだったんだろう、あの卵…食感…食べたことのない甘さだった…。



そしてメインの映画上映。



上映場所がさ、

とんでもなく素敵な場所でね。夢)




第二ロビーと呼ばれる天井の高い部屋は、上から下まで贅沢なビロードのカーテンが降りていた。

大きな暖炉もあるこの部屋は昔、実際に映画館として使用されていた場所。



後ろを見上げると、見た目オシャレすぎる試写室。



試写室の横(上)から観た第二ロビー。

ドア…一瞬だけ開いたけど中はちょうど観られなかった…。悔)



スクリーンをカーテンに垂らすかたちだったので、綺麗に張れてはいない。


でもね、でもね、


もうそのドレープすら味があって、映像が歪んで見えるのも乙だった。

貴族にでもなったかと思ったわ。←



こんな近くで観賞。

ソファーが立派すぎて、どう座るのが正解だったのか。戸惑)



この日はドレスワンピースに、モンローのシャツを羽織って。



色んな方がお声をかけてくださったのも嬉しかった。

分かりやすいファンです。



本当に粋で素敵な企画に感激しっぱなし。

感動しすぎて、帰り道で涙が込み上げてきたよ。。




姿と顔は誰でも知るスーパースター。

でも今、モンローの出演作を上映するだけじゃぁ、きっと、ぶっちゃけ、映画ファンしか来なさそう。



今年は彼女が生きていたら99歳の年。



映画本編は驚く、でも驚かない、

現状も変わったといえない壮絶な芸能界の裏側に喰らい付いた生き様があった。


あれを今もオススメしたいセルフプロデュースとは正直言い難い。

メイクの研究をしたり、確実にファンを大切にする姿を創り上げていった方努力こそがセルフプロデュース、って言いたいなぁ。



ただ、様々なドキュメンタリーがある中で幼少期をとことん掘り下げていた。

特に面倒を見てくれていたご近所さん宅の娘さんのインタビューは初めてだったのでは…?

産まれてから幼少期までの境遇についてが、特に濃く描かれていた。


一世風靡した映画よりも、活動初期の映画が多数紹介されていたのも見どころ。


インタビューでは褒める者がいて、また別の関係者は(褒めた人物に対して)批判していた、なんて矛盾があるのは混乱しつつも笑っちゃった。


ただ尺の問題か、モンローの死については唐突かつ個人の意見が盛り込まれていたように感じたな。


はちゃめちゃに良かったと感じたダイアナ妃のドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』とは真逆だったからなぁ。←ナレーション無しで脳内/感情自由に受け取れた。

すんごいドキュメンタリー映画。


ダイアナ妃より、モンローの映像が圧倒的に無いせいだとは思うけど。



それでも、今またスクリーン越しにマリリン・モンローが観られて幸せだった。

なにより、イベントへ思い切って飛び込んでみて良かった。


このドキュメンタリーをきっかけに、

動いて、歌って、笑顔も艶も魅せるマリリン・モンローに皆んなが魅了されたらいいな。


そして来年、

生誕100周年の年に、スクリーンでモンロー特集が行われることを願って(誰か!是非!やってくれるよな…!?)




いただいたポストカードの裏には


KawanaHotel


しっかり家の壁に飾りました。

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